2010年11月24日水曜日

伝統工法、平屋の家墨付け

いよいよ、昔ながらの日本建築を墨付けします

墨付けとゆうのは、木の接合部分や
柱の穴やらに、墨さしとゆう道具で
書いていく、作業です





番号が書いてあるのは、どこの場所に行くのかわかるようにです

伝統工法の日本建築ですが
構造材は、米松(アメリカ産)で柱、土台が桧(ヒノキ)です
なんだか日本とアメリカのハーフみたいですが.....

上の写真は屋根の合掌の梁になる木なのですが8メーターあります
これを、日本の木でやってしまうと
物凄く値段の高いものになってしまうので米松を使いことになりました。

米松の良い所は、長さの長い物や大きな物がそろうところです

悪いところは、気自体に油分が少ないために
粘り気が無いと事と、海を渡っているために
木の中に塩分が多いから、釘などの
鉄で出来た金物系が錆び付いてしまうことです。

やはり、伝統工法のように、広い空間を作るような
所では、粘り強い日本の松が良いのですが
(今回は粘りが無いので大きさでカバーしています。)
松枯れなどの影響で、数も少なくそのため
木の単価も高くなっています。

やはり、その土地で育った物がその土地には適しているのでしょうか?


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